住宅などの断熱工事「のみ」を行える会社は当社だけ。
これは、住宅に求められる断熱工事というものが「断熱」だけでなく
「気密性」と「換気能力」も求められているからです。
夏は暑く、冬は寒い、湿度も季節によって変化する日本の住宅事情に合わせた
「断熱性・気密性・換気能力」を考えて施工します。
この3点をまとめて取り扱えるのは当社最大の特徴であり、他社にはできないことでもあります。
実は断熱工事というものは、大工が嫌がる仕事でもあります。
特に気密性を求める住宅においては、断熱材の精度を出すのが難しく、
また現場加工においては石油系断熱材による健康被害を心配するからです。
世界的には石油系断熱材のシェアが圧倒的に多い中、
当社は自然素材やリサイクル素材を原料とする断熱材のみを使用しています。
そんなエコな素材を高い精度で施工できる技術者を育てているのが、当社のこだわりでもあります。
天丼裏の断熱材は隙間だらけ。
そこで厚く隙間なく施工可能な
ブローイングエ法が、断熱吸音アップに適します。
専用の機械が空気の力で綿状の断熱材をホースの先から送り出し、
天丼を隈なく覆い尽くします。
接着剤は使いません。
マット状断熱材を隙間なく、パ リッと施工することが高断熱化の秘訣です。
さらに気密シートでその表面を覆うことで、湿気から断熱材を守り、
温かな空気が隙間から逃げていかないようにします。
これにより熱の伝わりを抑制し、無駄な空気の移動を少なくして壁の表面温度を高く保ちます。
床の大引き間に充填断熱して、パネルで床を覆う根太レスエ法。
一方、基礎周りに断熱材を施す基礎断工法では、夏冬の床下環境を一定に整えます。
部屋中の空気を約2時間かけて入れ替え、
不用な水蒸気や二酸化炭素、浮遊するちりなどを排出します。
このような計画的な換気は、空気の鮮度を守り健康をサポートします。
不用な隙間風は結露のもと。
スムーズな空気の流れで計画換気をするためにも、床壁天丼の密封性が必要です。
それを試すのが気密測定です。
夏は8mmのシートが効果を発揮!
まるで大きな木陰に包まれたような住宅になります。
冬は部屋中の暖かさを逃しません。
屋根を遮熱シートでカバーして、内と外を区別します。
これで外からの輻射熱の侵入を防ぎます。
外張り断熱の工法を利用した遮熱シートエ法屋根と同様に、
遮熱シートを外側に貼りめぐらせ、外壁を包みこみます。
これにより内側の副遮熱を逃がしません。